3次元数値解析モデルを用いたTIG-MIG複合溶接法の検討
3次元数値解析モデルを用いたTIG-MIG複合溶接法の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 385
グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2012/09/12
タイトル(英語): Analysis of TIG-MIG Hybrid Welding Process with 3D Numerical Model
著者名: 三島 久(大阪大学),金丸 周平(大陽日酸),田代 真一(大阪大学),田中 学(大阪大学)
著者名(英語): Hisashi Mishima(Osaka University),Shuhei Kanemaru(TAIYO NIPPON SANSO),Shinichi Tashiro(Osaka University),Manabu Tanaka(Osaka University)
キーワード: アーク溶接|数値解析|複合化|熱源|Arc Welding|Numerical Analysis|Hybridization|Heat Source
要約(日本語): MIG溶接では,シールドガス中に酸化性ガスを添加しないと,陰極点の挙動が不安定となり,安定した溶接が不可能となる。そこで我々は,TIGの予熱効果により母材からの熱電子放出を促進し,純Arシールドでも安定なクリーンMIG溶接が可能となるプロセスとして,TIG-MIG複合溶接法の開発を行っている。
本研究では,純Arシールド条件下におけるTIG-MIG複合溶接法の安定条件について数値解析を用いて検討し,実験結果との比較検討を通じて計算結果の妥当性を確認した。
計算結果より,一部の電流はTIGとMIGの電極間を流れ,TIG電流とMIG電流のバランスによってTIG電流の母材入熱の寄与の違いが現れることが明らかとなった。
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