対流および熱輻射による熱抵抗低減を考慮した洞道布設対応高精度送電容量プログラムの開発
対流および熱輻射による熱抵抗低減を考慮した洞道布設対応高精度送電容量プログラムの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: 44
グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2012/09/12
タイトル(英語): Development of Highly Accurate Transmission Capacity Calculation Program considering Thermal Resistance Decrease by Convection and Heat Radiation
著者名: 中出 雅彦(東京電力),梅川 健治(東京電力),加納 俊哉(JSOL),石川 友直(JSOL)
著者名(英語): Masahiko Nakade(Tokyo Electric Power Company),Kenji Umekawa(Tokyo Electric Power Company),Toshiya Kano(JSOL Corporation),Tomotada Ishikawa(JSOL Corporation)
キーワード: 有限要素法|地中送電ケーブル|熱抵抗|対流|熱輻射|finite element method|underground transmission cable|thermal resistance|convection|heat radiation
要約(日本語): 近年,電力設備を効率的に運用するため,より高精度な送電容量計算プログラムが必要とされている。この背景から,東京電力㈱と㈱JSOLにより,2次元有限要素法による高精度送電容量計算プログラムを共同開発した。本論文では,管路内空気およびトラフ内空気の熱抵抗に関して,対流および熱輻射の影響を考慮した熱流体解析により詳細に評価し,プログラムに適用した。また,洞道長手方向に換気・強制冷却効果を解析できる洞道モデルを開発した。洞道モデルでは,トラフ収容ケーブルやPOFケーブルの解析機能拡充を行った。実測値との精度確認を実施し,これにより地中送電設備の全ての布設形態での送電容量計算が可能になったので報告する。
PDFファイルサイズ: 11,640 Kバイト
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