電力ケーブルにおける二次元異方性媒質の取扱い―アフィン写像と楕円関数の応用例―

カテゴリ: 部門大会

論文No: 405

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Treatment of Two-Dimensional Anisotropic Medium in Electric Power Cable-An Application of Affine Mapping and Elliptic Function-

著者名: 渡辺 和夫(フジクラ)

著者名(英語): Watanabe Kazuo(Fujikura Ltd.)

キーワード: アフィン写像|楕円関数|二次元|異方性|抵抗値等角写像|affine mapping|elliptic function|two-dimensional|anisotropic|resistance valuesmapping

要約(日本語): 　電力ケーブルの構成物には異方性の特性を示すものがある。通常、ケーブルは二次元回転対称体として扱われるので、半径方向の特性が主に扱われる。しかし、長さ方向、円周方向の特性を扱う場合、異方性媒質においてはその特性を考慮する必要がでてくる。ここでは、異方性抵抗率を示す押出し半導電層やカーボン紙の厚さ方向以外に電極配置を設けた場合の電極間抵抗値計算方法を提案する。二次元異方性媒質の抵抗値解析法として、既に寺門氏らによって提案されている「アフィン写像による異方性領域の等方化写像理論」と楕円関数による等角写像法を応用した具体例を示す。

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