超電導限流ケーブル（SFCLC）の運転温度を考慮した限流特性の評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 413

グループ名: 【B】平成24年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2012/09/12

タイトル(英語): Evaluation of Current Limiting Characteristics in Consideration of Operating Temperature for Superconducting Fault Current Limiting Cable (SFCLC)

著者名: 大澤岳士 (名古屋大学),小島 寛樹(名古屋大学),早川 直樹(名古屋大学),花井 正広(名古屋大学),大久保 仁(名古屋大学)

著者名(英語): Takeshi Osawa(Nagoya University),Hiroki Kojima(Nagoya University),Naoki Hayakawa(Nagoya University),Masahiro Hanai(Nagoya University),Hitoshi Okubo(Nagoya University)

キーワード: 超電導ケーブル|超電導限流器|フラックスフローフラックスフロー|superconducting cable|superconducting fault current limiter|flux flow

要約(日本語): 筆者らは，新しい超電導電力機器として，超電導ケーブルに限流機能を複合化した超電導限流ケーブル（SFCLC）を提案しており，開発課題として超電導線材の長尺化によるフラックスフロー抵抗を用いた限流動作および超電導状態への自己復帰の実現を目指している．これまで，短尺超電導線材のフラックスフロー領域におけるE-I-T特性を取得してきた．今回，このE-I-T特性を用いたSFCLCの限流シミュレーションモデルを構築し，SFCLCの運転温度を考慮した限流特性の検討を行った．この結果、SFCLCの限流率は運転温度による影響が小さく、運転温度の低下により、高い限流効果を維持しつつ、ケーブルの温度上昇が抑制可能であることを明らかにした．

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