特高需要家における高次高調波の電圧ひずみと対策
特高需要家における高次高調波の電圧ひずみと対策
カテゴリ: 部門大会
論文No: 1
グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2013/08/27
タイトル(英語): Voltage distortion of High-Order Harmonic on a 22kV Customer and a Countermeasure
著者名: 岡田 有功(電力中央研究所),雪平 謙二(電力中央研究所),中井 茂雄(九州電力),矢野 京二(九州電力)
著者名(英語): Naotaka Okada(CRIEPI),Kenji Yukihira(CRIEPI),Shigeo Nakai(KYUSHU ELECTRIC POWER CO.,INC.),Kyouji Yano(KYUSHU ELECTRIC POWER CO.,INC.)
キーワード: 高次高調波|特高需要家|進相コンデンサ進相コンデンサ|High-order harmonic|22kV customer|Shunt capacitor
要約(日本語): 特別高圧で受電する需要家において高次高調波の電圧ひずみが発生した。この配電線が供給している需要家は2軒のみであり,もう一方の需要家にある誘導加熱装置が発生源となっている可能性が高い。特高でこのような電圧ひずみが発生した事例はこれまでに無く,本事例に対し実態把握を行い,有効な対策を明らかにすることが必要である。
実測データを分析したところ誘導加熱装置から発生する電流が小さいにもかかわらず高次の電圧ひずみが大きくなっていた。このことから,装置から発生する電流と系統のインピーダンス条件により電圧のひずみが発生していると考えられる。解析モデルを構築し,ミュレーションによりコンデンサをもちいた対策方法を検討した。検討結果に基づき,コンデンサを需要家に設置し効果を検証した。
PDFファイルサイズ: 4,730 Kバイト
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