水平分散・モジュール型監視・保護制御システムにおける広域電流差動保護の機能・信頼度評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 122

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Function and Reliability Assessment of Wide-area Current Differential Protection in Decentralized Modular Device Network for Monitoring, Protection and Control

著者名: 芹澤 善積(電力中央研究所),杉浦 秀昌(東芝),河原田 明(東芝),中司智教 (東芝),藤川 冬樹(電力中央研究所),木村 雄二(東芝)

著者名(英語): Serizawa Yoshizumi(Central Research Institute of Electric Power Industry),Sugiura Hideaki(Toshiba),Kawarada Akira(Toshiba),Nakatsuka Tomomichi(Toshiba),Fujikawa Fuyuki(Central Research Institute of Electric Power Industry),Kimura Yuji(Toshiba)

キーワード: 系統保護|電流差動保護|後備保護|広域イーサネット|時刻同期位置透過性|power system protection|current differential protection|backup protection|wide area Ethernet|time synchronizationlocation transparency

要約(日本語): 筆者らは，広域イーサネットと高精度時刻同期方式を適用し，水平分散配置可能なモジュール型装置を広域連携した系統監視・保護制御ネットワークシステムの開発を進めている。その実装アプリケーションの一つである電流差動型広域（主・後備）保護について，複数のモジュール型装置を連携させ，N-2故障まで想定した広域差動演算と各装置でのリレー動作が実現可能なことを実機確認した。また，従来の距離リレー型後備保護に比べて，遮断動作時間や遮断区間選択性などの面で有利であることや，装置の位置透過性を活用した冗長構成について，従来型の並列冗長方式に比べて信頼度上有利であることを数値評価した。

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