火力発電機の部分負荷効率に伴う発電コストの増加と揚水発電機による発電コ ストの緩和 起動停止計画モデルを用いた考察

カテゴリ: 部門大会

論文No: 140

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): A Study of Generation Costs Considering Partial Load Efficiency on Thermal Power Plants and Pumped Storage Generation Systems

著者名: 宇田川 佑介(東京大学),荻本 和彦(東京大学),池上 貴志(東京大学),福留 潔(JPビジネスサービス),池田 裕一(京都大学)

著者名(英語): Yusuke Udagawa(The University of Tokyo),Kazuhiko Ogimoto(The University of Tokyo),Takashi Ikegami(The University of Tokyo),Suguru Fukutome(JP Business Service Corporation),Yuichi Ikeda(Kyoto University)

キーワード: 起動停止計画|部分負荷効率|揚水発電|再生可能エネルギー|予測誤差|unit commitment|partial load efficiency|pumped storage generation|renewable energy|prediction error

要約(日本語): 本研究では，揚水発電機の簡易な週間運用を考慮した起動停止計画モデルを開発した。また，作成中の同起動停止計画モデルを用いて、火力発電機の部分負荷特性の考慮に伴う発電コストの増加に対する、揚水発電機を導入したことによる発電コストの緩和が与える影響について調査，報告する。揚水発電機を導入しなかった場合の、部分負荷効率が発電コストへ与える影響は１０％程度の発電コスト増加であったが、揚水発電機を導入することで、発電コストの増加は数％程度に抑えられることがわかった。

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