広域位相角同期システムを用いた階層方式適応型PSSに関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 147

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Adaptive Hierarchical Structure PSS Based on Wide Area Phasor Measurement System

著者名: 神戸佑真 (名古屋工業大学),鵜飼 裕之(名古屋工業大学),Suresh Chand Verrma (中部電力),小相澤 政和(中部電力)

著者名(英語): Yuma Kambe(Nagoya Institute of Technology),Hiroyuki Ukai(Nagoya Institute of Technology),Chand/Verrma Suresh(Chubu Electric Power Co.,Inc.),masakazu Koaizawa(Chubu Electric Power Co.,Inc.)

キーワード: 系統安定化装置|広域電力モード|同定同定|power system stabilizer|inter-area mode|identification

要約(日本語): 従来，系統安定化装置（PSS: Power System Stabilizer）として，ローカルモードと広域電力モードにも対応できるΔPe-Δω並列型PSSが定態安定度の向上に有効であるとされてきた．しかし，電力融通などによる電力潮流の変化伴い，広域電力動揺の周期・ダンピングが変化する場合には必ずしも十分な抑制効果を得られる保証はなかった．そこで本研究では広域的なデータ収集により得られる電力情報を用いて現時点での電力系統の状態を同定し,系統状態に柔軟に対応してPSSの設計パラメータの更新をすることで動揺周期・ダンピングの変化の際にも抑制効果を発揮する階層型PSSを提案する．

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