太陽光発電システム大量導入時の高圧配電系統における電圧制御法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 159

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Voltage Control Methods in High-Voltage Distribution Systems Comprising a Mass of PV Systems

著者名: 福永 和也(岡山大学),今田 倫行(岡山大学),橋 明子(岡山大学),今井 純(岡山大学),舩曳 繁之(岡山大学)

著者名(英語): Kazuya Fukunaga(Okayama University),Noriyuki Imada(Okayama University),Akiko Takahashi(Okayama University),Jyun Imai(Okayama University),Shigeyuki Funabiki(Okayama University)

キーワード: PVシステム|高圧配電系統|電圧制御|SVR|協調制御|photovoltaic system|high-voltage distribution system|voltage control|step voltage regulator|cooperative control

要約(日本語): 近年、地球温暖化などの問題から太陽光発電(PV：Photovoltaic generation)システムなどの分散型電源が注目されている。しかし、PVシステムは気象条件により発電電力が大きく変動するため、大量に電力系統へ連系されると、系統電圧を適正範囲内で維持することが困難である。そこで本研究ではPVシステム大量導入時の高圧配電系統へ与える影響をシミュレーションによって評価し、電圧逸脱を抑制する方法を提案する。現在実施されている制御法では系統の末端へ行くほど出力電力削減の割合が大きくなり、同一フィーダ内で不平等が発生する。提案手法ではSVR(step voltage regulator)を配電系統に導入し、SVRとPC(power conditioner)で通信を行い協調動作を行うことによりこの問題を緩和できることを明らかにした。

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