再生可能エネルギー電源普及時の卸電力市場における発電事業者の入札メカニズムの基礎的検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 190

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): The fundamental study on the bidding mechanism of market player for the wholesale electricity market with large penetration of renewable energy sources

著者名: 古澤 健(電力中央研究所),小菅 麻人(東北大学),岡田 健司(東北大学),七原 俊也(東北大学)

著者名(英語): Ken Furusawa(Central Research Institute of Electric Power Industry),Asato Kosuge(Tohoku University),Kenji Okada(Tohoku University),Toshiya Nanahara(Tohoku University)

キーワード: 再生可能エネルギー電源|卸電力市場|生産者余剰|FIT|発電事業者|renewable energy source|wholesale electricity market|producer surplus|Feed-in-Tariff|generation company

要約(日本語): わが国において2012年からFIT制度が導入され、より一層の再生可能エネルギー電源の普及の進展が考えられる。太陽光や風力電源がわが国よりも先行的に普及している欧米の卸電力市場の均衡価格において、従来の競争原理から理論的に想定されていた事由とは異なる事由により、負の卸電力市場均衡価格の発生が生じている。
そこで本研究では、再生可能エネルギー電源の普及進展時の卸電力市場における発電事業者の入札行動に関する基礎的な検討を行う。具体的には、卸電力市場の市場均衡価格がFITで歪む場合に、発電事業者が取り得る短期的・長期的な入札行動を生産者余剰維持の観点から検討する。

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