異地点の日射変動の間の相関（４） ＰＶ群の平均コヒーレンスの提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: 259

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Correlation in Solar Irradiance across an Area (No.4)-- Proposal of Average Coherence of a Group of PVs --

著者名: 七原 俊也(電力中央研究所,東北大学),由本 勝久(電力中央研究所),大嶺英太郎 (電力中央研究所),和澤 良彦(中部電力),杉本 重幸(中部電力),浅野 充俊(中部電力)

著者名(英語): Toshiya Nanahara(Central Research Institute of Electric Power Industry Power Industry,Tohoku University),Katsuhisa 1 Yoshimoto (Central Research Institute of Electric Power Industry Power Industry),Eitaro Omine(Central Research Institute of Electric Power Industry Power Industry),Yoshihiko Wazawa(Chubu Electric Power Co.,In),Shigeyuki Sugimoto(Chubu Electric Power Co.,In),Mitsutoshi Asano(Chubu Electric Power Co.,In)

キーワード: 太陽光発電|日射強度|出力変動|相関|コヒーレンス領域|Photovoltaic Power Generation|Solar Irradiance|Output Fluctuation|Correlation|CoherenceArea

要約(日本語): 太陽光発電（PV）は出力が天気により変動するため，電力系統に大量に導入された場合には需給計画・運用・制御に影響を及ぼすおそれがある。このためPVの出力変動に大量導入時の平滑化効果を織り込んでその大きさを評価する必要があるが，これには異地点とのPV出力変動の間の相関を的確に理解する必要がある。本論文では，小領域内に設置されたPV群についてPVのペアごとではなくPV群全体としての出力変動間の相関を変動周波数別に分析するために，領域内のそれらの平均的なコヒーレンスを表す平均コヒーレンスを提案する。また，10km四方程度の領域内の複数地点群で観測した日射強度より平均コヒーレンスを試算し，同領域内での平均的な相関について考察する。

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