275 kV-3 kA超電導ケーブルの設計と長期課通電試験

カテゴリ: 部門大会

論文No: 297

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Design and Long-term Verification Test of 275kV-3kA YBCO Superconducting Cable

著者名: 劉 勁(古河電工),八木 正史(古河電工)

著者名(英語): Jin Liu(Furukawa Electric CO.,LTD.),Masashi Yagi(Furukawa Electric CO.,LTD.)

要約(日本語): 高まる電力需給応えて、275 kV-3 kAのY系高温超電導ケーブルをM-PACCプロジェクトで2008年より開発してきた。このケーブルは１回線で1.5 GWという火力発電所１基分の大容量を低損失で送電することが出来、将来の電力基幹線としての実用化が期待されている。古河では、電気絶縁耐電圧試験、部分放電試験、交流損失試験、過電流試験などで蓄積された基礎技術に基づいて、Y系高温超電導ケーブルを設計・製造した。2012年秋に、30 mの超電導ケーブルと終端接続部、中間接続部を瀋陽古河電纜(中国)で建設し、長期の課通電試験を無事終了した。本件では、その結果の詳細について報告する。

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