密閉容器内アークに対する消弧グリッドの利用による圧力上昇抑制効果の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 318

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Decreasing Effect on Internal Pressure-rise of Arc by Using Deion Plates in a Sealed Chamber

著者名: 渡邉 真也(三菱電機)

著者名(英語): Shinya Watanabe(Mitsubishi Electric Co.,Ltd.)

キーワード: 気中アーク|圧力|消弧グリッド|配線用遮断器|密閉容器|Air Arc|Pressure|Deion Plate|Circuit Breaker|Sealed Chamber

要約(日本語): 配線用遮断器では電流遮断時に発生するアークにより消弧室内の急峻な圧力上昇が生じるため，大電流の遮断を行う場合に遮断器が破損する可能性が懸念される。アークから発生する圧力の抑制手段としてアーク空間内に鉄板を配置する手段が知られるが，配線用遮断器で実際に使用される形態である複数枚積層した場合での圧力抑制効果を定量的に検討している例は見当たらない。今回，密閉容器内で発生するアークを複数枚の鉄板で分割した際に，抑制できる圧力上昇量を評価したのでこの結果を報告する。

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