レーザーラマン分光法による絶縁油中ガス成分の直接測定
レーザーラマン分光法による絶縁油中ガス成分の直接測定
カテゴリ: 部門大会
論文No: 413
グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2013/08/27
タイトル(英語): Direct Analysis of Dissolved Gas in Insulating Oils Using Laser Raman Spectroscopy.
著者名: 笠岡 誠(かんでんエンジニアリング),染川 智弘(レーザー技術総合研究所),藤田 雅之(大阪大学),井澤 靖和(かんでんエンジニアリング),河内 二三夫(かんでんエンジニアリング),永野 芳智(かんでんエンジニアリング)
著者名(英語): Makoto Kasaoka(Kanden Engineering Corporation),Toshihiro Somekawa(Institute for Laser Technology),Masayuki Fujita(Osaka University),Yasukazu Izawa(Kanden Engineering Corporation),Fumio Kawachi(Kanden Engineering Corporation),Yoshitomo Nagano(Kanden Engineering Corporation)
キーワード: 油中ガス分析|レーザー|ラマン分光ラマン分光|Dissolved gas analysis|Laser|Raman Spectroscopy
要約(日本語): 油入変圧器は電力会社や電力を使う企業等で多く使われており、変圧器の状態を監視し異常を早期に検出することは、電力設備の信頼性を確保するのに不可欠である。
変圧器の状態を監視する手法として、油中ガス分析が広く用いられているが、絶縁油試料から分析対象ガスを抽出する必要があり、測定に時間がかかる。
我々は、液体中のガス成分を直接測定可能なラマン分光法に着目し、ガスを抽出せず、絶縁油から直接測定する手法、レーザーラマン分光法による油中ガス成分直接測定法の検討を行った。
この手法を用いることで、油中のアセチレンを直接測定することが可能である。
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