蟻酸に対するパームヤシ脂肪酸エステルと鉱油の電気特性の比較
蟻酸に対するパームヤシ脂肪酸エステルと鉱油の電気特性の比較
カテゴリ: 部門大会
論文No: 414
グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2013/08/27
タイトル(英語): Comparative Study of the Effect of Formic Acid on Dielectric Properties between Palm Fatty Acid Ester (PFAE) and Mineral Oil
著者名: 小出 英延(富士電機),最上 憲二(富士電機),徳永 純子(富士電機),臼井 昇(富士電機)
著者名(英語): Hidenobu Koide(Fuji Electric Company),Kenji Mogami(Fuji Electric Company),Junko Tokunaga(Fuji Electric Company),Noboru Usui(Fuji Electric Company)
キーワード: パームヤシ脂肪酸エステル|鉱油|電気特性|蟻酸|Palm Fatty Acid Ester|mineral oil|dielectric properties|formic acid
要約(日本語): パームヤシ脂肪酸エステル(PFAE)は、酸化安定性や冷却特性に優れる変圧器用絶縁油である。変圧器に使用されている絶縁紙は、経年劣化により水分および酸を生成する。油中水分については、鉱油は数十ppmの油中水分で、絶縁破壊電圧が大幅に低下するが、PFAEは、約300ppmまで絶縁破壊電圧を保持できることが確認されている。今回我々は、セルロースの劣化生成物であり、単純な構造の脂肪酸の中では最も酸性が強い蟻酸をモデル化合物に選定して、PFAEおよび鉱油の電気特性へ及ぼす影響を比較したので、その結果について報告する。
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