分位点回帰を利用した太陽光発電出力予測値のリスク解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: P1

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Risk Analysis for Photovoltaic Output Prediction based on Quantile Regression

著者名: 菊池 元太(早稲田大学),林 泰弘(早稲田大学),藤本 悠(早稲田大学),小島 義包(大林組),中尾 俊二(大林組)

著者名(英語): Genta Kikuchi(WASEDA University),Yasuhiro Hayashi(WASEDA University),Yu Fujimoto(WASEDA University),Yoshikane Kojima(OBAYASHI CORPORATION),Shunji Nakao(OBAYASHI CORPORATION)

キーワード: 太陽光発電出力予測|分位点回帰|リスク解析リスク解析|photovoltaic output prediction|quantile regression|risk analysis

要約(日本語): 近年、需要家向けの太陽光パネルの普及が進んでいる。太陽光発電は雲の影響による急峻な出力変動が懸念され、より高効率なエネルギーマネジメントを行うためには出力変動の予測が不可欠となる。予測手法は現在までに数多く提案されてきているが未だ決定打に欠け、多少の誤差が生じうる。そのためシステムの運用者としては、どの程度の誤差がどの程度の確率で発生するかを知ることが発電機や蓄電池の運転計画を立てる上で非常に重要となる。そこで本研究では予測値が真値に対してどの程度ずれ得るかを解析する一手法として、分位点回帰を利用した予測手法を提案する。また施設で実測されたデータを利用した予測実験を行い、本手法の妥当性を検証するとともに気象データが予測値に与え得る影響についても議論する。

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