離島系統安定化制御のための海水淡水化装置の消費電力フィードバック制御基礎特性試験結果

カテゴリ: 部門大会

論文No: P12

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Basic Characteristics Test Result of Power Consumption Feedback Control of Seawater Desalination System for Stabilization Control of Island Power Grid

著者名: 今中 政輝(東京大学),馬場 旬平(東京大学),國場裕介 (沖縄エネテック),比嘉 直人(沖縄エネテック)

著者名(英語): Masaki Imanaka(University of Tokyo),Jumpei Baba(University of Tokyo),Yusuke Kuniba(Okinawa Enetech),Naoto Higa(Okinawa Enetech)

キーワード: 消費電力制御|可制御負荷|海水淡水化|離島系統|実験結果周波数特性|Power consumption control|Controllable load|Seawater desalination|Island power grid|Experimental resultFrequency response

要約(日本語): 離島での太陽光・風力発電の大量導入による電力需給不平衡への対応策として、海水淡水化装置の消費電力制御を提案してきた。海水淡水化施設は離島の大負荷である点、併設の生成水貯水タンクにより短時間の電力制御が水利用者に悪影響を及ぼさない点で、離島での優れた消費電力制御対象である。本論文では、海水淡水化装置の消費電力フィードバックを行った際の、実験装置での試験結果を報告する。実験システムとフィードバック制御法について概説した後、ステップ応答試験結果、正弦波応答試験時の消費電力のボーデ線図を示し、塩分濃度や濃縮水バルブ開度の違いを考慮した、海水淡水化装置の消費電力制御幅と応答性を明らかにする。

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