金属蒸気混入アークにおける電流増加率が及ぼす電界の変化

カテゴリ: 部門大会

論文No: P29

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Change of Electrical Field Affected by Current Increment Ratio of Arc Contaminated with Metal Vapor

著者名: 籾井 平(東京都市大学),岩尾 徹(東京都市大学),田代 真一(東京都市大学),田中 学(東京都市大学),湯本 雅恵(東京都市大学)

著者名(英語): Taira Momii(Tokyo City University),Toru Iwao(Tokyo City University),Shinichi Tashiro(Tokyo City University),Manabu Tanaka(Tokyo City University),Motoshige Yumoto(Tokyo City University)

キーワード: アーク溶接|金属蒸気|電界|電流増加率|パルスアーク|Arc welding|Metal vapor|Electrical field|Current increment ratio|Pulsed arc

要約(日本語): ガスタングステンアーク溶接法において，母材の深い溶け込みを得るために，溶接電流を周期的に増減するパルスアーク溶接法がよく用いられている。特に，ピークへ電流を立ち上げる際の局所熱平衡アークにおいて，電流の連続
は，温度に依存する導電率ではなく，電界の上昇により維持するという報告がある。本論文では，電界と導電率の上昇のバランスを一般化して議論するため，陽極近傍アークの導電半径が一定となる軸中心の座標点に着目し，この地
点における金属蒸気混入アークにおける電流増加率が及ぼす電界の変化に関し検討を行った。

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