挿入された鉄心形状による高温超伝導線材の交流損失特性への影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: P30

グループ名: 【B】平成25年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2013/08/27

タイトル(英語): Influence of the arrangement of HTS tapes inserted in an iron core on AC loss characteristics

著者名: 伏見 侑(新潟大学),前川 達也(新潟大学),小川 純(新潟大学),福井 聡(新潟大学),岡 徹雄(新潟大学),佐藤 孝雄(新潟大学)

著者名(英語): Atsumu Fushimi(Niigata University),Tatsuya Maekawa(Niigata University),Jun Ogawa(Niigata University),Satoshi Fukui(Niigata University),Tetsuo Oka(Niigata University),Takao Sato(Niigata University)

キーワード: 高温超伝導線材|交流損失|鉄心鉄心|High temperature superconducting tape|AC loss|Iron core

要約(日本語): 本研究は鉄心中に挿入された超伝導線材の交流損失特性を実験的に評価し、鉄心の形状が損失特性に及ぼす影響について示す。交流損失の評価方法は断熱区間を設け、線材表面温度から損失を導出する方法により正確に損失評価を行うことを可能とした。この結果、鉄心に挿入することにより鉄心外の条件よりも損失は大きく増加し、漏れ磁界による損失も著しく増加していることが示された。これらの結果より、超伝導電力機器に鉄心を使用する場合にはこれらの効果について留意する必要がある。

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