新形420kV-80kA GCBの開発
新形420kV-80kA GCBの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: 150
グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2014/09/10
タイトル(英語): Development of 420kV-80kA GCB
著者名: 柳 康介(東芝),松下 耕三(東芝),中川 篤(東芝),宮崎 健作(東芝),伊藤 寛(東芝)
著者名(英語): Kosuke Yanagi(TOSHIBA),Kozo Matsushita(TOSHIBA),Atsushi Nakagawa(TOSHIBA),Kensaku Miyazaki(TOSHIBA),Hiroshi Ito(TOSHIBA)
キーワード: ガス遮断器|80kA|420kV|開発|形式試験2点切り|Gas Circuit Breaker|80kA|420kV|Development|Type TestTwo breaks interrupter
要約(日本語): 海外市場でのニーズに対応するため,新形420kV-80kA GCBを開発し,IEC 62271-100(2012)に準拠した形式試験を完了した。
基本スペックは定格電圧:420kV,定格電流:4000A/6000A(55℃),定格遮断電流:80kA,周波数:50Hz,定格遮断時間:40ms,遮断点数:2点,ガス圧:0.7MPa-abs.(20℃),操作方式:油圧操作である。特徴を以下に示す。
・ハイブリッドパッファー方式を適用した420kV-80kA対応の消弧室を新規設計
・従来形550kVGCBをベースとした2点切り構造を適用
・操作方式は信頼性のある現行形油圧操作機構を適用
・ガスタンク径の縮小および操作機構の新規レイアウトによるGIS相間距離の縮小
IEC 62271-100(2012)に基づき,遮断・投入試験,短時間耐電流試験,耐電圧試験,温度上昇試験および開閉試験を実施した。全ての項目について規格を満足することを確認し,新形420kV-80kA GCBの開発を完了した。2013年に製品初号器を出荷した。
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