進相コンデンサを用いた高圧配電系統の電圧不平衡抑制に関する検討(その1)～配電線実測データの分析～

カテゴリ: 部門大会

論文No: 166

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): Study on Voltage Unbalance Suppression of High Voltage Distribution System using Static Capacitors(Part 1)-Analysis of Measured Data-

著者名: 藤田 悠(トーエネック),小林 浩(トーエネック),小寺 孝典(名古屋工業大学),青木 睦(名古屋工業大学),丸 俊介(中部電力),福永 竜己(中部電力)

著者名(英語): Yu Fujita(Toenec Corporation),Hiroshi Kobayashi(Toenec Corporation),Takanori Kodera(Nagoya Institute of Technology),Mutsumi Aoki(Nagoya Institute of Technology),Shunsuke Maru(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Tatsumi Fukunaga(Chubu Electric Power Co.,Inc.)

キーワード: 進相コンデンサ|電圧不平衡|高圧配電系統|力率|電流不平衡|Static Capacitor|Voltage Unbalance|High Voltage Distribution System|Power Factor|Current Unbalance

要約(日本語): 近年，住宅用太陽光発電システムの増加により，適正電圧の維持がこれまで以上に重要となっている。この様な中，配電系統の電圧を適正に維持するうえで，無視できないレベルの電圧不平衡が一部の系統で発生しており，この解消が課題となっている。このため，本研究では，設置費用が安価であると考えられる進相コンデンサ(以下，SC)に着目し，これを各相で制御することにより電圧不平衡を抑制し，電圧を適正に維持することを目的としている。本論文では，配電線実測データと配電線の高圧需要家比率や配電線インピーダンスなどの相関から配電線における不平衡発生状況を分析した結果を報告する。

PDFファイルサイズ: 336 Kバイト