HVDC変換所向け直流光変流器の開発
HVDC変換所向け直流光変流器の開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: 190
グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2014/09/10
タイトル(英語): Development of an optical current transformer for HVDC substation
著者名: 平田 幸久(東芝),永田 真一(東芝),佐々木 欣一(東芝),佐藤隆由紀 (東芝),小坂 洋隆(電源開発),田中 俊司(電源開発)
著者名(英語): Yukihisa Hirata(Toshiba Corporation),Shinichi Nagata(Toshiba Corporation),Kinichi Sasaki(Toshiba Corporation),Takayuki Sato(Toshiba Corporation),Hirotaka Kosaka(Electric Power Development Co.,Ltd.),Shunji Tanaka(Electric Power Development Co.,Ltd.)
キーワード: ファラデー効果|光CT|HVDCHVDC|Faraday effect|Optical current transformer|HVDC
要約(日本語): ファラデー効果を用いた干渉型の光変流器(光CT)は、直流電流の計測が可能である。著者らは、北本連系設備の既設ケーブルヘッド向けに、大口径の直流光変流器を開発、実用化した。次の段階として、HVDC変換所への適用を検討している。HVDC変換所用として、高電圧となる本線用に、従来使用されるホールCT等の電気的な計測を用いると、センシングを行う検出部を接地電位とする必要があり、絶縁ガスを充填したブッシングを検出部に貫通させるなど、絶縁構造が複雑になり、装置が大型化する。これに対し光CTは、信号の伝送に絶縁性を有する光ファイバを使用するため高電圧部への取り付けが容易であり、更にフレキシブルさを活用することでコンパクトかつ軽量な装置の構成が可能となる。
今回、直流250kVに適用する碍子型光DCCTを製作し、形式試験で良好な結果を得たので報告する。
PDFファイルサイズ: 301 Kバイト
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