コンデンサ形計器用変圧器への新しい部分放電診断手法の適用に向けた基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 197

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): Basic Study for Applying the New Partial Discharge Diagnosis Method to the Capacitor Voltage Transformer

著者名: 牟田神東 達也(かんでんエンジニアリング),山本 剛(かんでんエンジニアリング),岡田 翔(兵庫県立大学),上野 秀樹(兵庫県立大学)

著者名(英語): Tatsuya Mutakamihigashi(Kanden Engineering),Tsuyoshi Yamamoto(Kanden Engineering),Sho Okada(University of Hyogo),Hideki Ueno(University of Hyogo)

キーワード: コンデンサ形計器用変圧器|部分放電|電磁波電磁波|Capacitor voltage transformer|Partial discharge|Electromagnetic waves

要約(日本語): 部分放電に伴う放射電磁波の周波数成分において，絶縁材料毎で特徴が見られることを我々は見出している。この知見を活かして部分放電に伴う放射電磁波を検出し，コンデンサ形計器用変圧器の部分放電を診断する手法開発の基礎的検討を行った。本稿はコンデンサを模擬した試料で部分放電を発生させ，放電電荷量と放射電磁波，ならびに絶縁油の溶存ガスを測定し分析した結果の報告である。試験によって，コンデンサで発生する部分放電の放射電磁波は，絶縁油中の部分放電と同様の特性を示すことが分かった。そして溶存ガス分析の結果からも，電磁波検出によるコンデンサ形計器用変圧器の部分放電診断に関する妥当性が示された。

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