放射電磁波検出による超電導磁気浮上式鉄道用推進コイルの絶縁診断

カテゴリ: 部門大会

論文No: 199

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): Insulation Diagnosis of Propulsion Coils for Superconducting Maglev by Detecting Radiated Electromagnetic Waves

著者名: 太田 聡(鉄道総合技術研究所)

著者名(英語): Satoru Ota(Railway Technical Research Insutitute)

キーワード: 推進コイル|電磁波|部分放電|絶縁診断|超電導磁気浮上式鉄道|propulsion coil|electromagnetic wave|partial discharge|insulation diagnosis|superconducting maglev

要約(日本語): 超電導磁気浮上式鉄道においては、車両が走行する全線にわたって地上コイルが必要となる。地上コイルの数は膨大となるため、運用に際しては効率的な保守管理が求められる。地上コイルのうち、車両に対し前後方向力を与える推進コイルは、車両の走行時に高電圧が印加されるため、高い絶縁信頼性が求められる。本稿においては、推進コイルの実運用時であるコンクリート側壁への取り付け状態で適用可能な、放射電磁波検出による推進コイルの絶縁診断手法について述べる。実機の１／２の推進コイルモデルを用い、本手法により、推進コイルの絶縁性能を放射電磁波の検出レベルの大きさで診断可能である事を示した。

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