休止期間を持つ人工的な暴風雪を与えた33kV長幹がいしのフラッシオーバ過程
休止期間を持つ人工的な暴風雪を与えた33kV長幹がいしのフラッシオーバ過程
カテゴリ: 部門大会
論文No: 221
グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2014/09/10
タイトル(英語): Flashover Process of 33kV Long-rod Insulator under the Artificial Snowstorm with Cyclic Rest Periods
著者名: 屋地康平 (電力中央研究所),本間宏也 (電力中央研究所),麻生 照雄(電力中央研究所),菅原 宣義(北見工業大学)
著者名(英語): Kohei Yaji(Central Research Institute of Electric Power Industry),Hiroya Homma(Central Research Institute of Electric Power Industry),Aso Teruo(Central Research Institute of Electric Power Industry),Sugawara Noriyoshi(Kitami Institute of Technology)
キーワード: 長幹がいし|フラッシオーバ|暴風雪|着雪|long-rod insulator|flashover|snowstorm|snow accretion
要約(日本語): 塩分を含む湿った雪が,強風下で送電用長幹がいしに圧密して着雪し,笠間を覆うほど発達すると,地絡事故に至るケースがある.送電線路の保守・運用技術の高度化と,各種対策品の効果検証のためには,暴風雪環境下に曝されたがいしのフラッシオーバメカニズムを明らかにすることが求められている.そこで,本研究では,人工雪を用い,休止期間を持つ暴風雪を33kV長幹がいしに与えることにより,暴風雪環境を模擬した課電試験を行い,フラッシオーバ過程を観測した.その結果,着雪がいしに発生した局部アーク放電は,暴風雪の休止期間に大きく進展し,フラッシオーバに移行しやすいことを見いだした.
PDFファイルサイズ: 223 Kバイト
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