FDTD法を用いたCFRP積層板ファスナ間の電界解析
FDTD法を用いたCFRP積層板ファスナ間の電界解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 251
グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2014/09/10
タイトル(英語): FDTD Analysis of Electric Field Between Fasteners in a Laminated CFRP
著者名: 中川 真希(同志社大学),馬場 吉弘(同志社大学),長岡 直人(同志社大学),雨谷 昭弘(同志社大学)
著者名(英語): Masaki Nakagawa(Doshisha University),Yoshihiro Baba(Doshisha University),Naoto Nagaoka(Doshisha University),Akihiro Ametani(Doshisha University)
キーワード: FDTD法|CFRP|異方性|積層|FDTD|CFRP|Anisotropy|Lamination
要約(日本語): 炭素繊維強化プラスチック( CFRP : Carbon Fiber Reinforced Plastics ) は炭素繊維に樹脂を含浸させた後,硬化させて成形した複合材料であり,鉄やアルミに比べて高強度・高剛性であるため,近年CFRPを用いた航空機が利用されるようになってきた。しかし,CFRPは繊維方向と繊維直交方向に著しい導電率異方性を有しているため、耐雷性能について更に検討しておくことが望ましいと考えられている。金属と比較して複合材では、雷撃時にファスナへの電流集中が大きくなり,発火を引き起こす可能性がある。そこで本論文では,CFRP積層板に雷電流を注入した時にアルミの導電率を有するファスナ近傍に発生する局所的な電界を時間領域有限差分(FDTD)法により解析し、得られた結果について検討を行ったので報告する。
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