500kV変圧器用油入ブッシングの解体調査結果報告

カテゴリ: 部門大会

論文No: 285

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): Dismantlement research of 500kV oil-immersed bushing

著者名: 稲川 諭季彦(中部電力),緒方 研介(中部電力),高橋 一嘉(中部電力)

著者名(英語): Yukihiko Inagawa(Chubu Electric Power),Kensuke Ogata(Chubu Electric Power),Kazuyoshi Takahashi(Chubu Electric Power)

キーワード: 変圧器|油入ブッシング|絶縁油分析|雨水浸入|金属腐食|transformer|oil-immersed bushing|insulating oil analysis|rainwater infiltration|metal corrsion

要約(日本語): 　昨今，500kV変圧器の高経年化が進んでおり，長期使用に向け大規模な修繕が必要な時期を迎えつつある。このうち，500kVブッシングの取替は非常に高額であること，500kV系統は停電の調整が困難であるといった問題がある。このため，ブッシングの劣化状況を予め把握して状態に応じた処置を施すことが肝要である。
　そこで，改修工事に合わせて撤去した経年34年の500kV油入ブッシングを対象に劣化調査を行った。その結果，今後の高経年油入ブッシングを保守していくうえで，有益となる知見が得られたため報告する。

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