高調波状態推定における高調波電流特性の活用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 303

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): Application of Harmonic Current Characteristics in Harmonic State Estimation

著者名: 岡田 有功(電力中央研究所),雪平 謙二(電力中央研究所)

著者名(英語): Naotaka Okada(CRIEPI),Kenji Yukihira(CRIEPI)

キーワード: 高調波状態推定|第5次高調波|高調波位相角|高調波電流モデル|配電系統|Harmonic state estimation|Fifth harmonic|Harmonic phase angle|Harmonic current model|Distribution network

要約(日本語): 高調波電圧ひずみのメカニズムを解明して，合理的な解決策を検討するには，解析で実測結果を再現することが出発点となる。近年，パワーエレクトロニクス技術の普及により，ほぼ全ての需要家から高調波電流が発生する状況となっている。このため，複数の需要家から発生する高調波電流の適切な組み合わせに基づいて推定した高調波の状態を実測データと比較して電圧ひずみのメカニズムを明らかにしていく必要がある。
本論文では，高調波状態推定における需要家の第5次高調波電流ベクトルの特徴分析に基づいた高調波電流モデルに関する考察を述べる。

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