急速充電所における混雑の実態と充電基増設の効果
急速充電所における混雑の実態と充電基増設の効果
カテゴリ: 部門大会
論文No: 16
グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2014/09/10
タイトル(英語): Congestion and Effect of Charger Addition in the Quick Charger Station
著者名: 小田 拓也(東京工業大学),アズイッズ ムハンマッド(東京工業大学),三谷 崇(東京工業大学),柏木 孝夫(東京工業大学)
著者名(英語): Takuya Oda(Tokyo Institute of Technology),Aziz Muhammad(Tokyo Institute of Technology),Satoshi Mitani(Tokyo Institute of Technology),Takao Kashiwagi(Tokyo Institute of Technology)
キーワード: 電気自動車|急速充電器|シミュレーション|待ち行列|electric vehicle|quick charger|simulation|queue
要約(日本語): 日本国内の2012年時点の急速充電基1基当たりのEV台数は約18台/QCだが,2020年の同数値は現時点の数十倍にまで増加する可能性がある。将来の著しい混雑を回避すると共に適正な配置を実現するためには,急速充電サービスの将来の待ち時間を予測すると共に,解決策の効果を定量的に提示する必要がある。
本研究では,高速道路のサービスエリア(SA)に設置された急速充電基の利用履歴を解析し,急速充電需要の特徴を確率密度で示した。更に,急速充電サービスを待ち行列問題としてモデル化し,求めた確率密度を与えて充電サービスを解析した。その結果,SAでは,想定した許容待ち時間を超えるような混雑が,土日祝を中心に発生していると考えられる。SAに急速充電基を増設して2基で運用すると,土日祝の混雑を解消できることを示した。
PDFファイルサイズ: 743 Kバイト
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