消費電力制御可能な小規模事務所用空調機の簡易モデル作成と電力変動補償効果の基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 315

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): Tiny Model and Fundamental Study on Power Compensation of Power Controllable Heat Pump Air Conditioning System for Small Office

著者名: 島田 夏樹(東京大学),今中 政輝(東京大学),馬場 旬平(東京大学),島袋 正則(沖縄エネテック),神里良太 (沖縄エネテック),上江洲 友麻(沖縄エネテック)

著者名(英語): Natsuki Shimada(The University of Tokyo),Masaki Imanaka(The University of Tokyo),Junpei Baba(The University of Tokyo),Masanori Shimabuku(Okinawa Enetech Co.,Inc.),Ryota Kamizato(Okinawa Enetech Co.,Inc.),Yuma Uezu(Okinawa Enetech Co.,Inc.)

キーワード: 空調機|電力変動補償|可制御負荷|ステップ応答|過渡特性モデル|air conditioner|power fluctuation compensation|controllable load|step response|transient characteristicmodel

要約(日本語): 太陽光発電の大量導入(PV)による電力変動を補償するため本論文では、蓄電池のkW容量を小規模事務所用空調機を用いて代用するための基礎検討を行った。制御アルゴリズムを変更し、空調機に指令値を送ることで、部分負荷で運転可能な空調機を用いて、消費電力の過渡特性モデル作成のためのステップ応答特性試験を行った。その結果から消費電力を時間と消費電力指令値の関数で表すモデルを作成した。また、PVの電力変動をモデル化した空調機で補償するシミュレーションを行った。元のPVの発電電力のハイパス成分のRMS値と比べて、PVの発電電力と空調機の消費電力の差のハイパス成分のRMS値が抑えられたという結果が得られた。

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