1/√N則に基づくPV短周期出力変動の大きさの統計的合計に関する検討（２）－エリア内の天気の不揃いによる影響分の織り込み方法－

カテゴリ: 部門大会

論文No: 374

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): Study on Statistical Aggregation of Short-term Fluctuations of PV Outputs based on 1/Root N Law (Pt.2)
-Method for Statistical Aggregation Considering Weather Distribution in Area-

著者名: 由本 勝久(電力中央研究所),七原 俊也(電力中央研究所,東北大学),東北大学 (電力中央研究所),大嶺英太郎 (電力中央研究所),西野 慎一(中部電力),三輪 靖(中部電力)

著者名(英語): Katsuhisa Yoshimoto(Central Research Institute of Electric Power Industry),Toshiya Nanahara(Central Research Institute of Electric Power Industry,　Tohoku University),Tohoku University(Central Research Institute of Electric Power Industry),Eitaro Omine(Central Research Institute of Electric Power Industry),Shin'ichi Nishino(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Yasushi Miwa(Chubu Electric Power Co.,Inc.)

キーワード: 太陽光発電|出力変動|統計的推定|天気の不揃い|需給運用|photovoltaic power generation|output fluctuation|statistical estimate|uneven weather|generation system operation

要約(日本語): 広域での太陽光発電（PV）の短周期出力変動の大きさは，1/√N則，すなわち，どの地点間の離隔も出力変動が無相関と見なせる距離以上にあるPV群の平均出力の変動の大きさは，個々の地点の変動の大きさの1/√Nとなる統計学上の法則より推定されることが多い。この際には，合計の対象とするどのPVでも出力変動の大きさは代表地点と変わらないとの仮定が必要である。一方，実際の広域でのPVの出力状況を考えると，それは個々の地点での天気に依存して異なるのが通常である。このため本論文では，PVの出力変動の大きさが個々の地点で異なることの影響を考慮した1/√N則の適用法を提案し，実測のPV出力からその影響分を試算する。

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