H∞制御性能を考慮した位相遅れ進み補償型多入力PSS設計
H∞制御性能を考慮した位相遅れ進み補償型多入力PSS設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: P2
グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2014/09/10
タイトル(英語): Designing Lead-Lag Multi-Input PSS with H-infinity Performance
著者名: 小林 淳之介(早稲田大学),鈴木 圭介(早稲田大学),岩本 伸一(早稲田大学)
著者名(英語): Junnosuke Kobayashi(Waseda University),Keisuke Suzuki(Waseda University),Shinichi Iwamoto(Waseda University)
キーワード: 低次元化|H∞制御理論|遅れ進み補償|多入力PSS|プローニー解析法PSO|Dimensional Reduction|H-infinity Control Theory|Lead-lag Compensation|Multi-input PSS|Prony's MethodParticle Swarm Optimazation
要約(日本語): 発電機の従来の制御系はある一つの運転点での線形化モデルに対して有効であるため,近年では更なる安定度向上のため複数の運転点に対してロバストなPSSの設計手法が研究されてきた。本稿では,まず,従来のΔP+Δω型PSSに無効電力偏差ΔQの入力を加えた3入力PSSの設計を行った上でH∞制御器の低次元化手法を応用したロバストPSS設計手法を提案する。提案手法ではPSS構造を位相遅れ進み補償器に固定し, 粒子群最適化(PSO)によりH∞制御問題を考慮したPSSの設計を行う。また評価関数にプローニー解析法によって推定した減衰率を用いる。上記の手法で3入力PSSを設計し,3機9母線系統においてシミュレーションを行い提案手法の有効性を検証する。
PDFファイルサイズ: 486 Kバイト
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