緊急時単独運転の配電系統を対象とした不平衡潮流計算法の基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: P36

グループ名: 【B】平成26年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2014/09/10

タイトル(英語): A Basic Study on Imbalanced Power Flow Calculation for Emergency Islanding Operation of Distribution Networks

著者名: 石倉 明典(東北大学),斎藤浩海 (東北大学)

著者名(英語): Akinori Ishikura(Tohoku University),Hiroumi Saitoh(Tohoku University)

キーワード: 潮流解析|配電系統|不平衡潮流|分散型電源|単独運転|Power Flow Analysis|Distribution Networks|Imbalanced Power Flow|Distributed Generator|Islanding Operation

要約(日本語): 配電系統が停電状態となった緊急時にも、負荷への電力供給を維持することが重要である。筆者らは、緊急時において、配電系統を単独運転し、低圧配電系統内の分散型電源を制御することで、重要負荷への電力供給を維持する方法を考えている。本稿では、配電系統の単独運転で問題となり得る系統の不平衡状態を考慮した潮流解析手法を提案する。この手法の特徴は、不平衡状態における潮流方程式を、キルヒホッフの電圧・電流則や変圧器の回路制約を用いて、平衡状態における潮流方程式と同様に計算できるように変形している点である。また、分散型電源を電圧調整運転することによって、電圧不平衡を抑制する効果を検討している。

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