同期発電機界磁電流過渡特性の考察

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): Transient Study of Synchronous Generator Field Characteristic

著者名: 平松 大典(東芝),上村 洋市(東芝),野崎 大(東芝),向山 信治(東芝),鹿室 大(東芝),十川和真 (東芝),石塚 博明(東芝),鈴木 一浩(東芝)

著者名(英語): Daisuke Hiramatsu(Toshiba Corporation),Yoichi Uemura(Toshiba Corporation),Dai Nozaki(Toshiba Corporation),Shinji Mukoyama(Toshiba Corporation),Dai Kamuro(Toshiba Corporation),Kazuma Tsujikawa(Toshiba Corporation),Hiroaki Ishizuka(Toshiba Corporation),Kazuhiro Suzuki(Toshiba Corporation)

キーワード: 同期発電機|過渡現象|EMTPEMTP|synchronous generator|tramsient phenomena|EMTP

要約(日本語): 同期発電機は，電力用として広く用いられている。近年の電力需要の伸びとともに単機大容量化はめざましく，弊社では大容量のタ ビン発電機・水車発電機を製作・国内外への納入実績を重ねている。
同期発電機の励磁はサイリスタ励磁方式とブラシレス励磁方式が現在の主流である。発電機の界磁巻線には通常，直流電流を外部または軸上の交流電源から整流器を通して印加する。ここで発電機端子側から系統事故の影響で界磁側に交流電流が誘起される場合がある。界磁側に誘起した電流が負となった場合，整流素子がブロックすることとなり，界磁巻線に過電圧が発生する。これは設計・保護の面で大きなポイントとなっている。このため過渡現象時の界磁電流の推定は重要である。以下，三相突発短絡時および非同期投入時の界磁電流について過渡現象解析プログラム(ATP-EMTP)等を用いて解析・考察した結果を報告する。

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