配電用避雷器の1相省略による雷保護効果の検討
配電用避雷器の1相省略による雷保護効果の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 32
グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2015/08/26
タイトル(英語): A Study of Lightning Protection Effect of Distribution Lines with Non-Surge Arresters on One Phase
著者名: 松浦 進(北陸電力),森松 達(北陸電力),浅岡 由伸(北陸電力),石本 和之(電力中央研究所)
著者名(英語): Susumu Matsuura(Hokuriku Electric Power Company),Satoshi Morimatsu(Hokuriku Electric Power Company),Yoshinobu Asaoka(Hokuriku Electric Power Company),Kazuyuki Ishimoto(Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: 配電線|雷|雷保護効果|スパークオーバ|避雷器|distribution line|lightning|lightning protection effect|sparkover|surge arrester
要約(日本語): 非接地系統の配電線では,雷撃により1相でスパークオーバが発生した場合には,地絡電流が小さいため短時間で自然消弧する。このため,高圧機器が無い柱の避雷器については,取付箇所を3相から2相に減らしても断線原因となる短絡の防止が可能である。避雷器を1相省略した場合,避雷器省略相のスパークオーバの発生が,他相の避雷器の通過電流を軽減して焼損を抑制する可能性がある。本論文では,雷撃実験およびEMTP解析により,雷断線防止を主目的とする避雷器の3相取付から避雷器の2相取付または酸化亜鉛素子付のアークホーン(耐雷ホーン)の2相取付による事故抑制効果とコスト低減効果について検討した結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 355 Kバイト
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