PV出力変動抑制用リチウムイオン電池の長期時系列データに基づく容量評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 114

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): Evaluation of Lithium-ion Battery Capacity for PV Generation Fluctuation Suppression Based on Long-term Time-series Data

著者名: 佐藤翔平 (北海道大学),原 亮一(北海道大学),北 裕幸(北海道大学),今久保 知史(IHI)

著者名(英語): Syohei Sato(Hokkaido University),Ryoichi Hara(Hokkaido University),Hiroyuki Kita(Hokkaido University),Tomofumi Imakubo(IHI Corporation)

キーワード: 太陽光発電|リチウムイオン電池|出力変動抑制出力変動抑制|photovoltaic generation|lithium-ion battery|fluctuation suppression

要約(日本語): 地球環境問題への配慮や固定価格買取制度の実施などから，太陽光発電（PV）の導入が拡大してきている。しかし，系統に大量に導入されると，電力系統の運用に悪影響を及ぼす可能性が懸念されている。資源エネルギー庁では，500kW未満のPVにも出力制御を適用することを決定し，これによって，出力変動への対策が今後ますます重要となることが予想される。著者らは，リチウムイオン電池（LiB）を用いた変動抑制の手法を検討しており，これまでは短期のLiBの運用を想定し，1ヶ月間の時系列を用いて変動抑制効果の検証と変動抑制に必要な容量を評価してきた。本稿では，評価期間を1年間に拡張し，長期運用を想定した蓄電池容量の評価方法を提案する。

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