リアルタイムシミュレータによる次世代配電自動化システムの事故応動評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 144

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): A Verification of Fault Protection in Next-generation Distribution Automation System using Real-Time Simulator

著者名: 加藤遼太 (名古屋工業大学),西脇 浩史(名古屋工業大学),大藪 貴裕(名古屋工業大学),青木 睦(名古屋工業大学),小澤 辰哉(名菱電子),小島 一浩(中部電力),天雨 徹(中部電力),大谷 哲夫(電力中央研究所)

著者名(英語): Ryota Kato(Nagoya Institute of Technology),Koichi Nishiwaki(Nagoya Institute of Technology),Takahiro Oyabu(Nagoya Institute of Technology),Mutsumi Aoki(Nagoya Institute of Technology),Tatsuya Ozawa(MEIRYO DENSHI),Kazuhiro Kojima(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Toru Amau(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Tetsuo Otani(Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: リアルタイムシミュレータ|地絡事故|配電自動化配電自動化|Real-Time Simulator|Earth Fault|Distribution Automation

要約(日本語): 近年，配電線地中化の進展や分散型電源の増加に伴い，配電系統の保護システムに対して，さまざまな問題が生じることが懸念されており，これらの問題に対応するため，筆者らはIEDを適用した新しい配電線保護リレーシステムを提案している。
提案システムにおいて，今後の実用化のためには，より複雑な事故に対しても動作確認を実施することや，リレー動作後の系統の安定性について確認する必要がある。
そこで，本研究では，リアルタイム環境での試験を行うため，リアルタイムシミュレータを用いた検証システムの構築を目的としている。本論文ではMATLABにより配電系統全体の事故様相を模擬したモデルを作成し，シミュレータから事故時の三相電圧・電流を入力した際の提案システムの応動について述べる。

PDFファイルサイズ: 455 Kバイト