三相計測機能付開閉器データを活用した配電系統電圧不平衡を改善する柱上変圧器接続法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 200

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): Connection Method of Pole-mounted Transformer to Improve Voltage Imbalance of the Power Distribution System utilizing Voltage Data of Switch with Three Phases Measurement Function

著者名: 三宅 靖彦(電力中央研究所),奥村 貴博(四国総合研究所),上村 敏(電力中央研究所)

著者名(英語): Yasuhiko Miyake(Central Research Institute of Electric Power Industry),takahiro Okumura(Shikoku Research Institute),Satoshi Uemura(Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 配電系統|不平衡|単相|ヒートポンプ式給湯機|太陽光発電|Power Distribution System|Imbalance|Single phase|Electric Water Heater|Photovoltaics

要約(日本語): 近年、戸建住宅を中心に、ヒートポンプ式給湯機や太陽光発電等の大容量機器の導入が増加している。これらの大容量単相機器は低圧線に接続されることが多く、その影響で高圧配電線の三相不平衡が増大し、電圧管理が難しくなりつつある。一方、電力各社では、三相不平衡の実態把握等を目的に三相計測機能付開閉器の設置を始めているが、同計測データを活用した不平衡改善方法は明らかにされていない。そこで、電圧不平衡の要因を解明するために、接続負荷の不平衡と線間電圧の不平衡との関係を明らかにした。これに基づき、計測データを活用した、不平衡を改善する具体的な方法を提案し、有効性を検証した。

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