広域における太陽光発電出力変動の平滑化効果に関する一検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 221

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): A Study on the Smoothing Effect of Photovoltaics Output Fluctuation in the Wide Area

著者名: 長嶋 洋(九州電力),野見山 史敏(九州電力)

著者名(英語): Hiroshi Nagashima(Kyushu Electric Power Co.Inc),Fumitoshi Nomiyama(Kyushu Electric Power Co.Inc)

キーワード: 太陽光発電|出力変動特性|平滑化効果|広域|Photovoltaics|Characteristics of Output Fluctuation|Smoothing Effect|Wide Area

要約(日本語): 太陽光発電(PV : Photovoltaics)の出力は，雲の影響により大きな変動を伴うが，離れた地点にあるPVとの間では，変動のタイミングが異なることから平滑化が生じる。平滑化効果は，エリア内のPV総出力の変動量把握や日射強度観測地点を決定する場合等において重要なものとなる。そこで今回，広域に点在している日射強度データを用いて2地点間の距離をパラメータとした平滑化係数を算出し，PV出力の変動周期と平滑化距離の関係について分析を行った。また，本結果からエリアの平滑化係数を導出する検討も行ったので併せて紹介する。

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