各種高分子製のノズルにおけるCO2吹き付け交流アークの遮断実験

カテゴリ: 部門大会

論文No: 278

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): Arc Extinguishing Limitation in CO2 for Nozzles Made of Different Materials

著者名: 森 裕二郎(名古屋大学),川 雄平(名古屋大学),横水 康伸(名古屋大学),松村 年郎(名古屋大学)

著者名(英語): Yujiro Mori(Nagoya University),Yuhei Kawasaki(Nagoya University),Yasunobu Yokomizu(Nagoya University),Toshiro Matsumura(Nagoya University)

キーワード: 遮断器|CO2|ノズル|材料|アーク|Circuit breaker|CO2|Nozzle|Material|Arc

要約(日本語): SF6を用いた現在のガス遮断器では，消弧室にPTFE製ノズルが設置されている。電流遮断過程では，アークがノズルを溶発し，ノズル材料の蒸気がアークに混入し，その結果，ノズル材料の物性が遮断に影響を与える可能性がある。他方，SF6ガスに代わる環境低負荷型ガスの一つの候補としてCO2が考えられる。しかし，このガスとノズル材料との適正な組み合わせは検討されていないのが現状である。
そこで，筆者らはPTFE，PMMA，PA66，PC，PEおよびPOM製のノズルを用いて電流遮断実験を行い，各ノズルを用いた場合の消弧能力の測定を行った。
消弧能力の高さは高い方から，PTFEおよびPE製ノズル，PMMAおよびPC製ノズル，PA66製ノズル，POM製ノズルの順になった。

PDFファイルサイズ: 368 Kバイト