インパルス電圧下におけるSF6ガス中くさびギャップの部分放電開始電圧特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 304

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): Partial discharge inception characteristics in SF6 wedge gap under the impulse voltage application

著者名: 中村 晋太郎(九州工業大学),小迫 雅裕(九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学),吉田 聡(東芝),千切 健史(東芝)

著者名(英語): Shintarou Nakamura(Kyushu institute of technology),Masahiro Kozako(Kyushu institute of technology),Masayuki Hikita(Kyushu institute of technology),Soh Yoshida(Toshiba Corporation),Takeshi Chigiri(Toshiba Corporation)

キーワード: 部分放電|絶縁被覆微小ギャップ|Partial discharge

要約(日本語): 近年、機器の高電圧化が進む中、絶縁性能の向上を図り信頼性を高めるため、固体/ガス界面の複合絶縁特性に関する研究が進められている。この複合絶縁特性を定量的に予測できれば、ガス絶縁機器の開発に貢献することができるにもかかわらず、その報告例は少ない。
筆者らは、固体/気体界面の絶縁性能評価を行うため、実験とVolume-Time理論を用いた解析の両面からアプローチしている。将来的には、Volume-Time理論を用いて機器の絶縁評価を行うことを目的としている。
本論文では、AC、インパルス電圧印加において固体/SF6ガス複合絶縁系に対する部分放電測定系を構築し0.10MPa、0.22MPa、0.50MPaの3条件で部分放電を測定した。そして、その測定結果と解析結果の比較・検討を行ったので報告する。

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