三角柱セルを用いたFDTD 法による異方性物質の過渡電磁界解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 359

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): FDTD Transient Analysis of Anisotropic Material with Triangular-prism Cells

著者名: 中川 真希(同志社大学),馬場 吉弘(同志社大学),長岡 直人(同志社大学),津端 裕之(富士重工業),西 孝祐樹(富士重工業)

著者名(英語): Masaki Nakagawa(Doshisha University),Yoshihiro Baba(Doshisha University),Naoto Nagaoka(Doshisha University),Hiroyuki Tsubata(Fuji Heavy Industries),Takayuki Nishi(Fuji Heavy Industries)

キーワード: FDTD法|炭素繊維強化プラスチック|マクスウェルの方程式|三角柱セル|Finite difference time domain method|Carbon fiber reinforced plastics|Maxwell's equations|Triangular-prism cells

要約(日本語): 近年，航空機材としてよく利用されているCFRP（炭素繊維強化プラスチック）は，45度ずつ繊維方向の異なる層が重ねられ高強度化されており，各層において，繊維方向と繊維直交方向に著しい導電率異方性がある。CFRP機体の耐雷性能をシミュレーションにより評価するためには，導電率異方性を有する構造を適切に模擬することが不可欠である。しかし，直方体セルを用いた通常のFDTDシミュレーションでは，このような検討は困難である。そこで，本研究ではFDTD解析に三角柱セルを適用し，座標軸に対して45度の導電率異方性を有するパネルを模擬した解析を行い，その妥当性について検討を行ったので報告する。

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