STATCOMを適用した配電系統シミュレーションモデルの構築
STATCOMを適用した配電系統シミュレーションモデルの構築
カテゴリ: 部門大会
論文No: P46
グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2015/08/26
タイトル(英語): Construction of Simulation Model of Distribution System with STATCOM
著者名: 鈴木 宏規(名古屋工業大学),青木 睦(名古屋工業大学)
著者名(英語): Hironori Suzuki(Nagoya Institute of Technology),Mutsumi Aoki(Nagoya Institute of Technology)
キーワード: 配電系統|STATCOM|FPGA|電圧制御|電圧不平衡|Distribution system|STATCOM|FPGA|Voltage control|Voltage imbalance
要約(日本語): 近年,分散型電源の急速な普及などにより,配電系統に多くの電圧問題が生じることが懸念されている。この対策として自励式無効電力補償装置STATCOMによる電圧制御の研究が行われている。STATCOMの補償効果の評価を行う際に,その動作を再現するためにスイッチングなどの動きを正確に模擬する必要があるが,短い演算周期によるシミュレーションでは膨大な時間がかかるという問題が存在する。そこで本研究では,回路エディタで作成したブロックをそのままFPGA上に移植できるソルバーであるRT-LAB eHSとリアルタイムシミュレータを用いて,モデルをCPU上とFPGA上に分けて作成することで,より高速な演算周期で検証が可能となるモデルを構築した。これを用いて配電系統へSTATCOMを適用した際の電圧不平衡抑制効果について検証を行った。
PDFファイルサイズ: 426 Kバイト
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