CPVシステムにおける定電圧制御と時間遅れを考慮したMPPT制御との比較

カテゴリ: 部門大会

論文No: P53

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): Comparison between constant voltage control and MPPT control including delay time in a CPV system

著者名: 鏡幹志(津山工業高等専門学校),桶真一郎(津山工業高等専門学校),見目喜重(豊橋創造大学),荒木建次(大同特殊鋼)

著者名(英語): kanji kagami|Shinichiro Oke|Yoshishige Kemmoku|Kenji Araki

キーワード: 集光式PVシステム|MPPT制御|定電圧制御|時間遅れ|concentrator PV system|MPPT control|constant voltage control|delay time

要約(日本語): 集光式太陽光発電（CPV）システムは，小型太陽電池にレンズやミラーを用いて太陽光を集光し，発電するシステムである。本研究では，CPVシステムにへの定電圧制御の適用について検討した。定電圧制御とは，変動するI-Vカーブに関係なく常に一定の電圧における電力点を選択する制御方式である。そのため計算量が少なくなり，動作速度が速く，制御も簡略化できコストを削減することができる。また，実際に適用されているMPPT制御と比較するため，30秒毎に取得しているI-Vカーブおよび1秒毎に取得している直達日射を用いて，1秒毎のI-Vカーブを作成した。そして，時間遅れが発生した場合を想定し，時間遅れによる発電電力の損失を求め，定電圧制御の適用により発生する発電電力損失と比較した。

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