マイクログリッドにおけるフライホイールを用いた分散型電源の出力変動抑制

カテゴリ: 部門大会

論文No: P60

グループ名: 【B】平成27年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2015/08/26

タイトル(英語): Reduction of Power output fluctuation with distributed generation in microgrid using flywheel-type Energy Storage

著者名: 田中 陽志(愛知工業大学),細江 忠司(愛知工業大学),雪田 和人(愛知工業大学),後藤 泰之(愛知工業大学),一柳 勝宏(愛知工業大学)

著者名(英語): Yoji Tanaka(Aichi Institute of Technology),Tadashi Hosoe(Aichi Institute of Technology),Kazuto Yukita(Aichi Institute of Technology),Yasuyuki Goto(Aichi Institute of Technology),Katsuhiro Ichiyanagi(Aichi Institute of Technology)

キーワード: フライホイール|蓄電池|マイクログリッドマイクログリッド|Flywheel Energy Storage System|Battery Storage System|Microgrid

要約(日本語): 近年，再生可能エネルギーを用いた分散型電源である太陽光発電や風力発電は，発電するエネルギーを気象状況に依存するため出力変動が大きい。このため，太陽光発電装置や風力発電装置が導入された小規模電力系統であるマイクロ／スマートグリッドにおいては，系統内の周波数や電圧を規定値に維持し，高品質の安定した電力供給を実施するため，パワーエレクトロニクス技術を応用した機器の導入や開発，系統の運用手法や制御手法に関して，多面的な研究が実施されている。特に，マイクロ／スマートグリッドのような太陽光発電や風力発電が導入された小規模電力系統においては，電力の需給制御を蓄電池で構成した蓄電装置に依存している場合が多い。そこで，著者らも，これまでに分散型電源が導入された系統の電力品質の改善のためにフライホイールを用いた電力の充放電制御手法について提案してきた。特に本論文では，太陽光発電装置や風力発電装置が導入されたマイクロ／スマートグリッドにおいて，フライホイールを導入の有効性について検討したので報告する。

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