変圧器の周波数応答解析における残留磁束の影響に関する検討
変圧器の周波数応答解析における残留磁束の影響に関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 386
グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2016/09/05
タイトル(英語): Investigation of the influence of residual magnetic flux on FRA of transformer
著者名: 中嶋 高(東京電機大学),平出 眞也(東京電機大学),腰塚 正(東京電機大学),池田 久利(東京大学),谷口 安彦(東京大学),萩森 栄一(東京大学)
著者名(英語): Takashi Nakajima|Masaya Hiraide|Tadashi Koshizuka|Hisatoshi Ikeda|Yasuhiko Taniguchi|Eiichi Haginomori
キーワード: 変圧器|周波数応答解析|残留磁束残留磁束,transformer,frequency response analysis,residual magnetic flux
要約(日本語): 経年変圧器では電気的/機械的ストレスにより、巻線や鉄心の変形などの異常が発生している可能性がある。この異常を外部診断する手法として周波数応答解析(Frequency Response Analysis;FRA)が注目を集めている。現状のFRAでは、変圧器に10V程度の周波数がスイープする正弦波を印加し、伝達関数(例えばインピーダンス)を測定し、工場出荷時点と経年後で変化が無いか比較検討するものである。ここで伝達関数は、印加巻線とは異なる他方の巻線は開放した場合と短絡した場合の2種類が計測される。本稿では、他方の巻線を開放した場合において、残留磁束が伝達関数測定に与える影響について、実験的に検討した結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 1,254 Kバイト
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