FMCWパルスレーダー方式故障点標定の架空送電線での事故標定精度

カテゴリ: 部門大会

論文No: 409

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): An Evaluation for Location Accuracy of FMCW Pulse Radar Method Fault Locator at Overhead Line

著者名: 柴山 恵司(電力中央研究所),鈴木 正(電力中央研究所),大場 英二(電力中央研究所),天野 一夫(フジクラ),隈元 裕二(電源開発)

著者名(英語): Keishi Shibayama|Tadashi Suzuki|Eiji Ohba|Kazuo Amano|Kumamoto Yuuji

キーワード: 故障点標定装置|FMCW|パルスレーダー|架空電線,Fault Locator,FMCW,Pulse Radar,Overhead Power Line

要約(日本語): 本論文では，電源開発とフジクラにてFMCWパルスレーダー方式故障点標定システム(以下FMCW方式FL) が共同開発され運用開始されたため，当該装置の標定精度を分析し取りまとめた。本システムは保護リレー装置からの送電線故障トリガーを受けてFMCW信号を送電線に発射し，故障点での反射波から得られるビート信号にて故障点の距離を標定する。分析の結果，雷撃による直流送電線地絡事故をFMCW方式FLにて故障点を標定できることを明らかにし，その結果に基づいた臨時点検を通じて当該標定手法が架空送電線に対して有効であることを確認した。

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