風力発電システムにおける雷撃検出の状況と検証
風力発電システムにおける雷撃検出の状況と検証
カテゴリ: 部門大会
論文No: 454
グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2016/09/05
タイトル(英語): Lightning Detection Systems in a Wind Farm and its Detected Data
著者名: 中島 崇宏(中部大学),山本 和男(中部大学),角 紳一(中部大学),田中 裕二(明電舎),松井 倫弘(フランクリンジャパン)
著者名(英語): Takahiro Nakashima|Kazuo Yamamoto|Shinichi Sumi|Yuji Takana|Michihiro Matsui
キーワード: 風力発電システム|冬季雷|同時雷撃|雷撃検出,Wind turbine,Winter lightning,Simultaneous lightning,Lightning detection systems
要約(日本語): 平成27年2月「発電用風力設備の技術基準の解釈」が改正され,日本海沿岸部の冬季雷地域に建設される風車に対し,雷撃を受けた場合直ちに風車を停止することができる非常停止装置の施設が要求されるようになった。それ以降,雷撃検知装置が冬季雷地域の風車に設置されるようになったが,技術面の課題も多く,正確に風車への雷撃を検出できているとはいい難い。門前風力発電所に設置してある11基の風車の雷撃検知装置において,同時に複数の風車で雷撃が検知され,同時雷撃の可能性が示唆されるようなデータを得ることができた。しかし,雷撃検出時の天候やLLSのデータ,他風力発電所における同時雷撃頻度のデータを基に検証した結果,誤検知の可能性が高いデータも数多く得られており,本論文ではこれらのデータ検証結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 1,035 Kバイト
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