風力発電機ブレード雷害保護のための絶縁シートへの人工落雷試験－厚さ効果－

カテゴリ: 部門大会

論文No: 457

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Artifactual Lightning Test to Insulation Sheets for Penetrating Protection of Wind Power Generator Blades - Effect of Thickness

著者名: 川岡 広典(福岡大学),高村 紀充(福岡大学),矢野 誠明(福岡大学),山崎 翔太(福岡大学),高根 直也(福岡大学),沖村 健也(福岡大学),佐藤 功章(福岡大学),森山 晃(福岡大学),蒲原 聖也(福岡大学),花井 正広(福岡大学)

著者名(英語): Kosuke Kawaoka|Norimitsu Takamura|Masaaki Yano|Shota Yamasaki|Naoya Takane|Kenya Okimura|Koki Satoh|Akira Moriyama|Seiya Kamohara|Masahiro Hanai

キーワード: 風力発電機|ブレード|絶縁破壊|雷インパルス|絶縁シート,Wind Power Generator,Blade,Breakdown,Lightning Impulse,Insulation Sheet

要約(日本語): 本論文では、雷を模擬した長ギャップ雷インパルス放電と風力発電機のブレードを模擬した絶縁シートを用いて、放電が絶縁物を貫通する現象について調査した。その結果、絶縁シートを２枚重ねるなどして厚みを厚くすると、貫通しにくくなるということが分かった。この理由の一つとして、シートを厚くすることによってシート裏面の電界が低減し、シート裏面でのストリーマ放電が発生・進展しにくくなり、放電による貫通が発生しにくくなったと考えられる。

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