時間領域等面積法を用いたN波動揺を考慮した過渡安定度危険事故スクリーニング

カテゴリ: 部門大会

論文No: P5

グループ名: 【B】平成28年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2016/09/05

タイトル(英語): Critical Fault Screening for Multi-swing Stability using Time-Domain Equal-Area Criterion

著者名: 佐藤 吾子(早稲田大学),一杉 真史(早稲田大学),岩本 伸一(早稲田大学),飛田 雄一(東北電力),阿部 公哉(東北電力)

著者名(英語): Ako Sato|Masashi Hitosugi|Shinichi Iwamoto|Yuichi Tobita|Kinya Abe

キーワード: 過渡安定度|等面積法|時間領域等面積法|N波動揺|予防制御危険事故スクリーニング,transient stability,equal-area criterion,time-domain equal-area criterion,multi-swing,preventive controlcritical fault screening

要約(日本語): 近年,　電力自由化や再生可能エネルギーの大量導入により電力系統は大規模化・複雑化してきている。そのような電力系統の運用において過渡安定度の判定は重要である。また，日本の電力系統のような串型系統においてはN波動揺を考慮に入れる必要がある。本稿では，過渡安定度手法として,多機系統への適用のため,等面積法を時間領域で展開した時間領域等面積法を用いる。また事故除去を行うことで，通常は一波脱調にしか用いることができない時間領域等面積法をN波動揺解析に適用する。これにより,N波動揺を考慮した高速かつ正確な危険事故スクリーニング指標を提案する。最後にEAST10機47母線系統によって提案法の有効性を確認する。

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